ビジネスやメンタル系。「マンガでわかる〇〇」シリーズがオススメ
「マンガでわかる〇〇」シリーズがオススメ
本屋に行くと「マンガでわかる〇〇」というタイトルの本がたくさん並んでいますよね。これ、すごくオススメです。
そこで今回は、なぜオススメなのか、そして本選びの際に注意すべきこと、最後に、これまで多数読んできた中でオススメの本たちをご紹介します。
「マンガでわかる〇〇」ってどんな本?
はじめに、「マンガでわかる〇〇」がどのような本なのかをお話します。
ビジネス系や哲学系、そして心理学やメンタル系など、いわゆる自己啓発の分野の本として、その分野で有名なものを題材にして、それをストーリー形式のマンガでわかりやすく紹介してくれます。
一冊を通して一つのストーリーが進み、章ごとに学びのテーマが分かれています。
各章は前半が漫画パート、後半が文章説明パートという形になっていることが多いです。
基本的には悩みや問題を抱えた主人公が成長し、成功するサクセスストーリーになります。
最近のものは特に、絵のクオリティーが非常に高く、通常のマンガと遜色ないレベルです。
オススメの理由
オススメの理由は単純。マンガなので楽しくスラスラ読め、とても分かりやすいです。感情移入もしやすいです。
この「楽しい」という感覚がとても重要で、このシリーズを本棚の目につきやすいところに並べておくと、気が向いた時や気分転換にふと「もう一度読んでみようかな」となり、繰り返し読むことで理解がとても深まります。
字ばかりだと、一度読んで終わる場合がほとんど、理解したつもりでもすぐ忘れてしまいますからね。
実際私は、その時の気分に合わせて本棚から取り出し、パラパラとめくって、気分に合致したものをリラックスしながら楽しく読み返しています。
同じ本でも、その時置かれた自分の状況や気持ちで感じ方が違います。
そのため、読み返すことで新たな気づきを得ることもたくさんあります。
繰り返し読んで深く理解できる、これがこのシリーズのおすすめポイントです。
本選びの注意点
一方で、本選びの際には少し注意が必要です。絵が綺麗だと面白そうにみえてつい買ってしまいそうですが、その前にパラパラっとページをめくってください。
各章において、漫画パートに対する文章説明パートが多くないですか?
多い場合は少し立ち止まってください。
どうしても気になるテーマの場合はそのまま買っていただいてかまいません。
ですが、そうでない場合、個人的にはおすすめしません。
なぜなら、各章とも漫画パートと文章説明パートのセットで理解しやすい構成につき、読み返す際も基本は両方のパートを読む方がよいです。
文章説明パートが長いと、正直、何度も読もうという気が起こらず、せっかくのマンガでわかるシリーズのメリットが消えてしまいます。
文章説明パートのページ数が、漫画パートのまとめや補足レベルのページ数のものを選びたいところです。
目安は、文章説明パートが4から6ページ、多くても8ページまでがよいと思います。
試しに読んでみる・・・迷ったらコレ!
私がこれまで読んできたなかで、これは外せないオススメの本たちをいくつか紹介します。
1.まんがでわかる7つの習慣
これはとても有名なので、今でも本屋で数多く扱われており、その後2,3,4巻まで出るほどです。最初の巻は「1」ではないため、人気が出て続編を出したのでしょう。
人気の通り、オススメです。
主人公は、バーテンダーの修行を始めた「中田あゆみ」さん。
バーを中心として、あゆみさん本人やそこに集まる会社員たちから出る次々の悩みを「7つの習慣」の観点から解決していきます。
「習慣」とある通り、習慣にするには繰り返し思い出す必要があります。
なので、マンガで何度も読んでみようと思えることはとても大事です。
第1巻では第1から第7まですべての習慣が紹介されているので、まずは第1巻をぜひおすすめします。
興味が高まれば、それぞれの習慣をより深く理解するための2巻以降も読んでください。
2巻では第1、第2の習慣、3巻では第3、第4、第5の習慣、そして最終4巻では、第6、第7の習慣に加えて、なんと第8の習慣なるものまで理解できます。
2.マンガ 行動経済学入門
この本では、彼氏に振られた女性が、道端でたまたま出会った経営コンサルティングの男性から教わった行動経済学に興味をもち、そこでアルバイトをさせてもらいながら行動経済学を学んでいくストーリーです。
行動経済学と言えば、経済学が「人間は合理的に動く」ことを前提としているのに対して、そこに心理学の視点も取り入れてよりリアルな学問としたものです。
説明文章パートが少し長めですが、そもそもの「行動経済学」というのがとても共感できるものばかりのおもしろい学問なので、説明文章パートもとても楽しく読めます。
3.まんがでわかる中村天風の教え
仕事や人間関係で悩まれている方にぜひ読んでいただきたいです。
この本では、失業したての主人公の女性が、たまたま入った居酒屋で天風哲学に出会います。
7つの習慣と同じく、主人公だけでなく、居酒屋に集まるお客たちの悩みも含めて、天風哲学ではどう考えるのがよいかなど、多くのことが学べる1冊です。
4.その他のオススメ
タイトルだけですが、オススメの本をいくつか紹介して終わりにします。
◆ビジネス系
・100円のコーラを1000円で売る方法
・稲盛和夫フィロソフィ
・新人OL、つぶれかけの会社をまかされる
・リーダーになる人のたったひとつの習慣
・誰とでも15分以上会話がとぎれない話し方
・伝え方が9割
◆メンタル系
・D・カーネギーの人を動かす、道はひらける
・仕事は楽しいかね
・グーグルのマインドフルネス革命
・心の不安、もやもやを解消する方法
最後に
どの本屋にも、何かしらの「マンガでわかる」シリーズの本が置かれています。
見つけてタイトルが気になった際にはぜひ手に取ってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。